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webやインターネットの仕組みを分かりやすく解説します!

2021 2/13
webやインターネットの仕組みを分かりやすく解説します!

普段パソコンやスマホから何気なく見ているwebサイトですが、どうやって表示されているのか、その仕組みはご存知でしょうか?

今回はwebサイトの製作から実際に表示されるまで、どのような仕組みなのかを分かりやすく解説したいと思います!

目次

インターネットとwebの違い

これらの言葉は、似たようで違う意味合いを持つ言葉です。まずは理解しやすいよう、広い話から始めましょう。

インターネットとは

普段から何気なく口にすることの多い「インターネット」ですが、これはコンピューター同士の繋がりのことです。

コンピューター同士の繋がりが網目状に・世界中に広がっているのがインターネットです。

電子マネー決済・メールなど、あらゆる情報のやり取りをインターネット上で行っています。

かもめの豆知識

元々、インターネットとは1969年にアメリカで軍事目的で作成されたネットワークでした。日本では1984年に学術目的で東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学のコンピュータをつないだネットワーク「JUNET」がスタートとされます。

webとは

ファイル転送、メール、クレジットカード決済などと同じく、インターネットで扱うものの一つです。

大きなカテゴリとしてインターネットがあり、その中に無数のサービスがあるようなイメージです。

今見てくださっているこのブログもwebですよ!

URLのwwwとは

このブログのURLにもあるwwwとはWorld Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略称です。

Webは英語で「蜘蛛の巣」という意味ですので、www=World Wide(世界的な)Web(クモの巣)という意味になります。

wwwとはどういったものなのか

wwwとは、文書や画像、動画などを公開・閲覧することができる仕組みのことです。

ここで言う「文書」とは、webページとほぼ同じ意味です。

文書(webページ)同士が蜘蛛の糸のように広がっています

無数の文書はハイパーリンクというもので結ばれ、蜘蛛の糸のように無数に広がっています。

World Wideと言う名前のとおり、インターネットと通じて世界中の人々と繋がっていますよね。

ハイパーリンクとは

次は、文書同士を結ぶハイパーリンクについてです。ここまでの説明と、ハイパー「リンク」という言葉で、ピンときた方も多いのではないでしょうか。

それでは答え合わせです。

ハイパーリンクとは、いわゆる、こういったリンクのことです。

文書同士を繋ぐ役割があるため、言い換えれば文書同士を結ぶ道のようなものです。

かもめの豆知識

wwwは1991年、CERN(欧州原子核研究機構)に所属していたティム・バーナーズ=リー博士によって発明されました。膨大な論文をスムーズに閲覧することを目的としていたため、文書同士を繋ぎ合わせるハイパーリンクが発明されたというわけです。

webページの仕組み

続いて、webページがどのように表示されているのか、その仕組みを解説していきたいと思います。

かもめ かもめ

いきなり全てを理解したり、暗記する必要はありません。ふんわりとした理解で大丈夫ですので、まずは一通り見ていただければと思います。

webページが表示される仕組み

webサーバー

web上で情報を公開しているソフトウェアやコンピュータのことをwebサーバーと呼びます。

webクライアント

一方、私たちのようにwebサーバーから情報を受け取る側をwebクライアントと呼びます。

webサーバーとwebクライアントの間で情報をやり取りすることによって、webページを見ることができます。

webページが表示されるまでの流れ

それでは、私たちが今使っているパソコンやスマートフォンで、どのようにしてwebページを表示しているのでしょうか。(ここでは「Appleのwebページを見る」と仮定して解説していきます。)

STEP
webサーバーへリクエストが送られる

webクライアント(PC・スマートフォンなど)から、webサーバーに対して「このwebページを見たい!」とリクエストが送られます。

今回の例だとAppleのwebページをリクエストしていますね。

STEP
webサーバーから返ってくる

webクライアントが送ったリクエストに対して、webサーバーが答えを返してくれます。

受け取った情報をwebクライアント側で表示できるように処理を行います。

STEP
表示される

webクライアントにあるブラウザで、リクエストしたwebページが表示されます。

今回だと、無事Appleのページが表示されました。

普段何気なくwebページを表示しているかと思いますが、裏側では様々な情報のやり取りが行われています

このブログを開く際にも同じようにサーバーとクライアントの間でやり取りがあり、結果として返ってきたwebページを今表示しているというわけです。

webサイトを見ていて、「404エラー」というものを見たことがありませんか?これは、webサーバーへリクエストした結果「そんなwebページは存在しないよ!」というエラーが返ってきた状態です。

webの仕組み まとめ

  • インターネットという大きなカテゴリの中に様々な機能があり、webはその中の一つ
  • webページはハイパーリンクで結ばれている
  • サーバーとクライアントの間で情報のやり取りをし、webページが表示される

いかがでしたでしょうか?今すぐに完璧に理解しなくても大丈夫ですが、基礎知識として必要になる場面もあるかと思いますので、ゆっくり噛み砕きながら理解していきましょう!

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この記事を書いた人

都内勤務のフロントエンドエンジニア。初心者の方向けにブログを更新中。webに萌えてもっと楽しく、もっと素敵に!

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